ホーム  >  メルマガバックナンバー  >  22.COBIT2019入門  >  第784回 「第22回配布:ドメインEDM」

オープンコース案内

  • 第784回 「第22回配布:ドメインEDM」

      ~ITコンサルタント養成講座~

     

       第785回 「第22回配布:ドメインEDM」

      皆さん、おはようございます。当メルマガを担当しています井上正和です。


    ITガバナンスのグローバルデファクトスタンダードであるCOBIT2019

    の中核資料4分冊の日本語版が20202月に出揃いました。

    ISACAの提供するCOBITITの進化に連れて内容が変化しています。
    COBIT
    2019はCOBIT5の複雑さを整理し、企業経営の多様性に対応した
    柔構造の設計概念を取り入れています。

     さらに、経営戦略を策定するための経営要因の多様さを考慮し、AIのような
    学習機能を取り入れ、経営要因の入力データから推奨の経営戦略モデルを
    提示するデザインツールを提供しました。。
    使用します基本情報は著作の「COBIT2019によるI&Tガバナンス入門」
    からの抜粋です。

     今回は、「第22回配布:ドメインEDM」をお届します。 

    COBITコアモデルはガバナンスシステムの原則「ガバナンスを管理から区分する」

    に従って構造化されたI&Tのガバナンス目標とマネジメント目標を
    体系化したモデルである。
    COBIT
    コアモデルはガバナンスドメインと4つのマネジメントドメインを
    合わせ5つのドメインによって構成されている。
    ドメインの目的はその活動領域を表し、その目的のもとにガバナンスと
    マネジメントの目標が設定されている。

     

    1.COBITコアモデルの構成

    ガバナンス目標は、EDMドメインの目的である評価(Evaluate)、
    方向付け(Direction)およびモニタリング(Monitor)の活動に分類される。
    この活動は、ガバナンス主体(経営者)が戦略的オプションを評価し、
    選択した戦略的オプションについて上級管理職(実務管理者)を方向付けし、
    戦略の達成をモニタリングすることである。

    マネジメント目標は、実務管理者が受ける4つのドメインの活動に分類される。
    ガバナンスシステムの構築方針を受けて、整合(Align)、計画(Plan)
    および組織化(Organize)を行うAPOドメイン、構築(Build)、
    調達(Acquire)および導入(Impliment)を行うBAIドメイン、
    提供(Deliver)、サービス(Service)およびサポート(Support)を行う
    DSS
    ドメイン、モニタリング(Monitor)、評価(Evaluate)および
    アセスメント(Assess)を行うMEAドメインの4ドメインである。

    ガバナンスとマネジメントのドメインの関係構造は、
    ガバナンスのEDMドメインではステークホルダーの顧客や市場の
    ビジネスニーズと現在のガバナンスフレームワークからのマネジメント
    フィードバックを受けて評価し、新たなフレームワークの方向付けをし、
    マネジメントのAPOドメインに指示をする。
    APO
    ドメインではEDMドメインからの指示の整合(Align)をとり、
    計画(Plan)を作り、プロジェクトの組織化(Organize)を行う。

     

     プロジェクトは全社プロジェクトになるので、プログラムマネジメントとして、
    構築(Build)、調達(Acquire)および導入(Impliment)がBAIドメインで
    実施され、DSSドメインに渡され、ガバナンスシステムの提供(Deliver)
    サービス(Service)およびサポート(Support)を実施することになる。
    このマネジメント活動はAPOドメインの計画目標に沿って
    BAI
    DSSドメインが実施され、その後モニタリング(Monitor)、評価(Evaluate
    およびアセスメント(Assess)が行われ、
    MEA
    ドメインが完了するとEDMドメインに報告される。
    EDM
    ドメインのモニタリングでガバナンスシステムが指示した目標に
    達成しているかがモニタリングされ、再び評価の活動が実施されることになる。

    COBIT2019のガバナンスとマネジメント目標の名称には
    動詞を含む名前が付与されていて、ドメインに含まれる目標の目的と
    活動領域を表す。その目標は7つのコンポーネントによって定義し、
    管理することになることから「管理された***」と記述される。

     

     今回は、「第22回配布:ドメインEDMをお届します。

    資料として「COBIT コアモデル」を引用して解説します。

     

    EDM01:  ガバナンスフレーム ワークの設定と維持の確保

    この目標の目的は、「事業体ガバナンスのアプローチと、統合および整合された
    一貫性のあるアプローチを提供する
    I&T関連の意思決定は、
    事業体の戦略と目的に沿って行われなければならず
    、望ましい価値が
    実現されなければならない。
    そのため、I&T関連のプロセスが効果的かつ透明性をもって監督されており、
    法的、契約上および規制要件に準拠し、取締役会によるガバナンス要件が
    満たされていることを確保する。」と記述する。
    ガバナンスシステムを評価し、ガバナンスシステムを方向付け、
    ガバナンスシステムをモニタリングすることになる。

     

    EDM02:  効果提供の確保

    この目標の目的は、「I&T対応のイニシアチブ、サービスや資産、コスト効率の高い
    ソリューションとサービスの提供、および信頼できる正確なコストの全体像により
    最適な価値を確保することにより、ビジネスニーズを効果的かつ
    効率的に支援
    する。」と記述している。
    ポートフォリオによる目標投資ミックスを確立し、価値(事業体の達成目標)
    最適化を評価し、価値の最適化を方向づけし、事業体直結の価値の最適化を
    モニタリングすることになる。

    EDM03:  リスク最適化の確保

    この目標の目的は、「I&T関連の事業体リスクが事業体のリスク選好度と
    リスク許容度
    を超えておらず、事業体価値へのI&Tリスクの影響が識別および
    管理され
    ており、コンプライアンス対応漏れの可能性が最小化されている
    ことを確保する。」と記述している。事業体のリスク選好度が適切であるかの
    リスク管理を評価し、リスク管理を方向付けし、リスク管理をモニタリングすることになる。

         () リスク選好度とはマーケットにおいて、投資家が高いリターン(収益)を得るためにリスク

    (危険)のある取引を行うこと。第3章のERMで詳述する。

    EDM04: 資源最適化の確保

    この目標の目的は、「事業体のリソースに対する要望が最適な方法で充足され、
    I&T
    コストが最適化され、効果の実現および将来的な変革への準備が整う
    可能性の向上を確保する。」と記述している。
    ビジネスおよびI&Tリソース(財務的および人的)などの資源管理を評価し、
    経済的ライフサイクルを通してリソース管理を方向付け、資源管理をモニタリング
    することになる。

    EDM05: ステークホルダー関与の確保

    この目標の目的は、「組織のデジタル変革戦略を支援し、段階的な変化の
    ロードマップを通じて目的の価値を実現する。総合的なI&Tアプローチを使用して、
    それぞれの取り組みが包括的な戦略に明確に関連していることを確認する。
    チャネルやプロセスから、データ、文化、スキル、運用モデル、インセンティブに
    至るまで、組織のあらゆる側面での変化を実現する。」と記述している。
    ステークホルダーの関与と報告要件を評価し、ステークホルダーの関与、
    コミュニケーション、報告を方向付け、ステークホルダーの関与度合を
    モニタリングすることになる。

    す。

     

    回は、「第23回配布:マネジメント目標APOを解説します。

     

     

    ======================================================PR================
     ◆◆新刊本「COBIT2019によるITガバナンスの図解解説」を発売◆◆ 
       令和2年6月27日から、PDF版と製本版、電子書籍の発売を開始しました。
      よろしくお願いします。

     こちらです http://www.ism-research.com/book/published-book/cobit2019it.html

    ===PR===================================================================

    ======================================================PR================
     ◆◆新刊本「ITコーディネータ資格試験対策本」(PGLVer.3.1対応版)を発売◆◆ 

     こちらです http://www.ism-research.com/itc/it-1.html

    電子書籍は⇒

    https://contendo.jp/store/contendo/Product/Detail/Code/J0010338BK0078408001/
    ===PR===================================================================

    ======================================================PR================
     ◆◆改訂本「新IT経営の最新知識」(PGLVer.3.1対応版)第2版を発売◆◆ 
       令和2年7月18日から、PDF版と製本版、電子書籍の発売を開始しました。
      よろしくお願いします。

     こちらです http://www.ism-research.com/book/published-book/ititc-pgl31.html

    ===PR===================================================================

     

     

    【白露(はくろ)】 

     秋の節気は、いくつかありますが97日頃から922日頃までを
     「白露(はくろ)」といいます。
     この言葉は草木に露が降り、その露が白く光って見えるようになるという
     意味をあらわしたものです。
     この頃になると徐々に残暑が引いて、秋の訪れを感じることができます。

     白露の頃の節句
     9
    9日には「重陽の節句」というものがあります。
     これは陰陽説からきており、奇数は「陽」の数字で最大の「九」が重なることを
     「重陽」として、99日は最も重要な節句であると祝われてきました。
     元々は中国の節句で、平安時代に日本へ伝えられたといわれています。
     旧暦では、ちょうど菊の花盛りだったため「菊の節句」とも呼ばれています。
     そのため、この時期は菊にちなんだ和菓子が多く並びます。
     平安時代には菊を題材にした「歌あわせ」や、品評会である「菊合わせ」などが
     行われていました。

     当時は「菊の着綿(きせわた)」というものがありました。
     重陽の日の前日に黄色い綿を菊の花に被せて、翌朝朝露を含んだ
     綿を菊から外し、それで体を拭うことで無病になるといわれていました。
     また、この時期に欠かせないものが菊酒です。
     食用の菊を日本酒に漬けたもので、長寿を願い昔から飲まれてきました。
     重陽の節句は菊ではなく栗で祝っていたところもあり、別名で「栗の節句」と
     いわれていることもあるようです。

    (マイナビ農業)

     

    【新着情報】
    ======================================================PR============
    IT経営推進プロセスガイドラインVer.3.1対応の研修「経営改革に求められる基盤知識コース」
     を開催します。

     こちらです ⇒ 
    http://www.ism-research.com/course/mgmt-it-course/course-8.html

    =======PR===========================================================
    ======================================================PR====
    ============
     ◆◆ITコーディネータ試験想定問題集PGLVer3.1対応版」を平成2941日から発売◆◆ 
     こちらです http://www.ism-research.com/itc/post-22.html

    ===PR===================================================================
    ======================================================PR====
    ================
     ◆◆ITコーディネータ試験対策のテキスト本と研修コースPGLVer3.0対応版を実施します。◆◆ 
       試験対策本 http://www.ism-research.com/itc/it-1.html
       研修コース http://www.ism-research.com/itc/course-9.html
    ===PR========================================================================
    =====================================PR============
    =================
    出版本「ITコーディネータによる全社的ITシステムのRFP作成ポイント解説」を発売します。◆
     こちらです ⇒ 
    http://www.ism-research.com/book/published-book/itit-rfp.html
    =======PR===========================================================

     

    【重点コース】

    ======================================================PR===========
    ◆◆出版本「イノベーションの主要な知見と戦略」を平成2715日から発売◆◆
     こちらです⇒ http://www.ism-research.com/book/published-book/post-91.html
    ======================================================PR===========
    ======================================================PR===========
    ◆◆「イノベーションの主要知見と戦略を知るコース」を平成268月から開催◆◆  
     こちらです http://www.ism-research.com/course/mgmt-it-course/mc30-it-1.html
    ===PR==============================================================
    ======================================================PR===========
     ◆◆新コース「問題解決の実践思考コース」を開催します。◆◆ 
     こちらです http://www.ism-research.com/course/facilitator/course-12.html
    ===PR==============================================================
    ======================================================PR===========
     ◆◆新刊本「ITコーディネータによるIT経営の戦略企画書づくり」 を発売開始◆◆ 
     こちらです http://www.ism-research.com/book/published-book/itism.html
    ===PR==============================================================
    ======================================================PR===========
     ◆◆「製造業事業課題分析基礎」コースを実施します◆◆ 
     こちらです http://www.ism-research.com/course/transformation/dk40.html
    ===PR==============================================================
    ======================================================PR===========
     ◆◆「現場主導の全社業務改革基礎知識」コースを開催します。◆◆ 
     こちらです http://www.ism-research.com/course/transformation/dk30.html
    ===PR==============================================================
    ======================================================PR===========
     ◆◆PMBOK活用の実践力基礎知識」コース開催します。
     こちらです http://www.ism-research.com/course/project-management/pk10.html
    ===PR==============================================================

     

    【協業パートナー募集】

     弊社でのサイトを活用して研修コースやコンサルコース等を販売されませんか?
         
    弊社のインフラがありますので簡単に安価に販売が可能になります。
         
    弊社掲載の管理会計のコースはその例です。
         
    お問い合わせは、こちらです inouemas@axel.ocn.ne.jp

     弊社で実施の「IT経営研修コース」の販売パートナーを求めています。
         
    もし、協業をご要望の方がございましたら、ご案内させていただきます。
         
    パートナ参加のお問い合わせはこちらでご返信ください。  inouemas@axel.ocn.ne.jp

      メルマガの配信停止は次のURLをご参照ください。
         
    こちらです http://www.mag2.com/m/0000118350.html

     

             -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-================
                       (有) 情報戦略モデル研究所(ISM研)
                     ITコーディネータ協会認定 研修実施機関
                                     
                  代表 井上 正和
                         e-Mailinouemas@axel.ocn.ne.jp
     
                      URLhttp://www.ISM-Research.com/
             -+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-================

     

ページトップへ

サイドメニュー

オープンコース案内