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  • 第824 「第62回配布:フォーカス領域の成熟度レベル」

    第824 「第62回配布:フォーカス領域の成熟度レベル」

    皆さん、おはようございます。当メルマガを担当しています井上正和です。


    ITガバナンスのグローバルデファクトスタンダードであるCOBIT2019

    の中核資料4分冊の日本語版が20202月に出揃いました。

    ISACAの提供するCOBITITの進化に連れて内容が変化しています。
    COBIT
    2019はCOBIT5の複雑さを整理し、企業経営の多様性に対応した
    柔構造の設計概念を取り入れています。

     さらに、経営戦略を策定するための経営要因の多様さを考慮し、AIのような
    学習機能を取り入れ、経営要因の入力データから推奨の経営戦略モデルを
    提示するデザインツールを提供しました。

    使用します基本情報は今著作中の「COBIT2019によるI&Tガバナンス入門」
    からの抜粋です。

     

     今回は、「第62回配布:フォーカス領域の成熟度レベル」をお届します。

     

     「個々のプロセス能力評定に適用される細分性なしでパフォーマンス
    を表現するために、より高いレベルが 要求されることがある。
    そのためには、成熟度レベルを使用できる。」と記述する。
    COBIT2019
    は成熟度レベルをフォーカス領域レベルでの性能評価尺度に
    対して定義している。
    フォーカス領域における成熟度レベルは、ガバナンスとマネジメントの目的、
    およびその基礎となるコンポーネントの集合に関連付けられており、
    フォーカス領域に含まれるすべてのプロセスがその特定の能力レベルを
    達成すると、一定の成熟度レベルが達成されることになる。
    従って、成熟度レベルの対象は
    より実践的な事業体のパフォーマンス(成果目標)の表現になる。

     

    *レベル0

    「不完全 - フォーカス領域のガバナンスとマネジメントの目的を
    達成するための作業が完了しているかどうかは不明である。」と記述する。
    作業完了しているかどうか不明ということは成果物が出来ているのか
    否か不明であるからプロセスは存在して無いことになる。

     

    *レベル1

    「初期 - 作業は完了しているが、フォーカス領域の完全な目標
    と意図はまだ達成されていない。」と記述する。
    作業は完了しているとはプロセスは存在し成果物が存在することである。
    目標と意図が達成されていないとは計画目標に対する成果(納期や品質)
    が合致しない状態であることを意味する。

     

    *レベル2

    「管理済み - 計画策定と性能測定が行われるが、
    標準化された方法では行われていない。」と記述する。
    計画に沿って成果物が生成できるプロセスは確立しているが、
    標準化されていないということは文書化され組織への周知されていない
    ことを意味している。

     

    *レベル3

    「定義済み - 事業体全体の基準は、事業体全体にガイダンスを
    提供する。」と記述する。事業体が周知できるようにガイダンスが
    作られているのであるから、計画目標に対する成果も対応し、
    標準化・文書化された統合化されたプロセスが存在することになる。

     

    *レベル4

    「定量的 - 事業体はデータ主導で、定量的な性能の向上が見られる。」
    と記述する。レベル3の標準プロセスに対してプロセスの活動毎に
    KPI
    がデータとして把握できることは標準統合プロセスの問題に
    対する是正要因を把握できる状態である。

     

    *レベル5

    「最適化 - 事業体は継続的向上にフォーカスしている。」と記述する。
    継続的向上であるからレベル4のしくみに改善のフィードバックが
    継続的に対処されて、
    常に最善の状態を保っている統合プロセス状態を表している。

     

    回は、「第63回配布:設計要因(デザインファクター)概観」を解説します。

     

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    【小暑(しょうしょ)】 77日から21

    長く続いていた梅雨もそろそろ終わりを告げ、
    いよいよ本格的な暑さが始まります。
     
    ですが、梅雨明け頃は湿った空気が梅雨前線に流れ込み、
    集中豪雨となることも。

     

    夏至を境にして日足は徐々に短くなっていきますが、
    梅雨明け後は、強い日差しと共に気温が一気に上がるので、
    注意が必要な時季でもあります。
     
    この小暑と次の暦である大暑を合わせたおよそ1ヵ月を、
    一年で一番暑い期間ということで「暑中」と呼びます。
     
    小暑までに出すのは「梅雨見舞い」、小暑から大暑までが
    「暑中見舞い」、そして87日頃の立秋以降は「残暑見舞い」
    となります。

    (暮らしのほとり舎)

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